
玉川の2010年寅 無濾過生原酒と玉川の特別純米酒無濾過生原酒のサンプルが到着!
と、同時に待ちきれない気持ちを抑えられず、すぐに試飲しました。

まずはおめでたい干支が入った2010年「寅」から紹介しましょう。 2010年「寅」には無濾過生原酒と火入れの2タイプの日本酒があります。 今回は、2010年寅 無濾過生原酒をレポートしたいと思います。

2010年寅 無濾過生原酒は、麹米に五百万石、掛米に日本晴を使用しており、精米歩合はそれぞれ、65%、68%となっています。 自然界には無数の酵母が存在しますが、酵母には「真澄」で有名な長野県の「宮坂醸造」より分離した協会7号をしています。 この協会7号は別名「真澄酵母」とも呼ばれており、華やかな香りで吟醸香が高く、普通酒などにも幅広く使用されている酵母なんです。

また、通常の日本酒の上槽という製造工程では、搾り上がったばかりのうっすらと白濁している酒を数日間かけて滓を沈殿させ、透明な上澄みだけを取り除くという滓引き作業の後に、濾過機を通して完全に滓や雑菌を取り除くのですが、今回ご紹介する2010年寅 無濾過生原酒と玉川の特別純米酒無濾過生原酒はどちらともあえて無濾過という手法を取り入れているため、爽やかな香りとフレッシュ感があり、ふくよかな米の旨味が感じられる独特の深い味わいに仕上がります。 また、無濾過によりアルコール度が通常の日本酒より2度から3度ほど高くなります。 これにより、キレのある喉ごしが心地良い日本酒に仕上がります。
ぶどうの皮をむいた時のような若々しい上品な香りが広がり、口に含むと旨味とフルーティーでどっしりとしたアルコール感が広がり、それと共に柔らかでしっかりとした酸味と仄かな甘味が心地良く、後味のキレと程よい余韻が感じられます。
塩辛のようなものを口にしたくなる日本酒といった印象。
≪料理≫塩辛
≪燗度≫
常温・花冷え
≪おすすめ度≫★★
続いて、玉川の特別純米酒無濾過生原酒をご紹介します。

玉川の特別純米酒無濾過生原酒は、玉川 寅と同様に、酵母には協会7号を使用しており、醸造アルコールを使わず、原料が米と米麹のみで造られる純米酒です。 精米歩合60%に削った五百万石を使用しており、日本酒度が+3.0で酸度が2.3と濃醇辛口タイプの日本酒です。
うっすらと黄色がかった透明な酒に、鼻を近づけてみると
洋梨のような少し甘味がかった華やかで清涼な香りが次から次へと溢れ出てくる。、
口に含むと梅のような香りも感じられ、ふくよかな味わいとともに
無濾過ならではの旨味が奥へと広がり花開きます。甘ったるくなく、飲み口がすっきりとしていて、余韻にキレがある。
舌先にピリッとした酸味が広がり、コーヒーの後味のような心地良い苦味が残った後、なめらかな湧水のような喉ごしでのどを滑り落ちていくような印象。
≪料理≫鰻の蒲焼・発酵魚貝の料理に合わせると、料理の臭みが弱まりおいしくいただけそう。
≪燗度≫
雪冷え・花冷え・人肌燗・ぬる燗(冷したほうが飲みやすい)
≪おすすめ度≫★★★
|
甘辛:やや辛口 |
![]() |
燗付温度:常温 |
木下酒造有限会社
京都府京丹後市久美浜町甲山1512
http://www.sake-tamagawa.com/
TEL:0772-82-0071
FAX:0772-82-1770